CARF財団

1 6月, 18

人生の証言

"神の呼びかけは、あらゆる障害を克服する"。

私は、ベイルート・マロン派教区のレバノン人神父、マルワン・アコウリ神父です。私は、父、母、2人の妹の5人家族の長男です。

私は、ベイルート・マロン派教区のレバノン人神父、マルワン・アコウリ神父です。私は、父、母、2人の妹の5人家族の長男です。

子供の頃から主を愛し、主に愛されていることを自覚していました。私の家族はこの愛を教えてくれたので、私の職業を発展させ、自分の人生を主に捧げたいという願望につながったのです。特に、私が住んでいた聖テクラ小教区での手伝い以来です。

マルワン・アコウリ氏の物語

私は1980年9月29日に生まれました。1975年に始まり、30年以上続いたレバノン戦争があった頃です。そして、戦争で大きな被害を受けたにもかかわらず、私は1980年9月29日に生まれました。 戦争レバノンにおけるキリスト教生活と、レバノン社会への教会の関わりは、私の国の特徴として残りました。しかし、戦争の傷跡は今も残っている。

これに宗派主義が加わり、異なるもの、私のコミュニティ、特にイスラム教徒に属さないものはすべて拒絶されなければならないのです。このような状況の中で、私は、イエスが私に、全世界に対するイエスの救いと愛の証人となり、憎しみと差別の障害を破壊するように招いておられることに気づきました。

小教区の教会生活や青年運動への取り組みだけでは物足りなくなり、燃え上がるような宣教師への思いを落ち着かせるために、他の場所を探したのです。 大学時代から27歳まで教壇に立った学校での専門職としての長い旅路の後、すべてを捨てて司祭生活で主に仕えることを決意するときが来たのです。

特に私は長男で、家族を大きくすることを期待されていたので、このような決断をするのは簡単なことではありませんでした。しかし、神の呼びかけはあらゆる障害を乗り越え、私たちの決断を支え、神の意志を実現させるのです。

ベイルート教区神学校「サン・オーガスティン」で、私は養成課程を修了し、2013年5月19日の聖霊降臨祭の日曜日に行われた司祭叙階式に備えました。

主が弟子たちに教え、洗礼を授けさせたように、私もベイルートの教会に存在するあらゆる多様性に関わる宣教に派遣されました。つまり、サン・ミシェル教区と、私がリセのディレクターを務めていたコレージュ・ド・ラ・サジェスでです。

「この3年間で、私は司祭職について学びました。司祭がその務めを果たすためには、常に師と交わり、その言葉に耳を傾ける必要があることを学びました」。

神の呼びかけ

キリストの精神を蒔き、平和と対話の架け橋となることは、特に、キリスト教、イスラム教を問わず、多様性と他者との共存の具体例である日本では、良好なコミュニケーションが必要なことなのです。そしてまた、私の司教であるポール・マタル司教を通して、レバノンの教会の必要性に応えるために、ローマでコミュニケーションを学ぶことを提案したのは、主の召し出しだったのです。

それで、私はここローマで、2016年から教皇庁立聖十字軍大学で、制度的社会コミュニケーションの研究を進めています。

私はここで、自分が探していたものを発見し、教会の中心で、キリストとともに、私の全生涯、過去、現在、未来を捧げた新しい使命を喜びと熱意をもって生きているのです。

マルワン・アコウリ神父

神の微笑みを地上で分かち合いましょう。

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